FBA納品の頼れるサービス、ヤマト便。
輸送箱の容積で送料を算出するので、大量の荷物を安く送ることができます。
いつもお世話になりっぱなしです。
実はヤマト運輸で、お得に発送するテクニックがあります。
今回は特別に、僕がいつも使っている方法を公開します。
あなたも知らないうちに損しているかも?
その1:Tポイント【2020年4月廃止】
【注】2020年4月から料率が変更されました
ヤマト運輸では送料にTポイントが付きます。
これは「Tポイントカードはありますか?」と聞かれるので、ご存じの方も多いでしょう。
ヤマト運輸でTポイントが貯まる!使える!(公式ページ)
還元率は0.5%。
税抜で送料200円ごとにTポイントが1ポイント貯まります。
Tポイントは加盟店が多く、全国で使えるのでありがたいですね。
もちろん貯まったポイントで送料を支払うこともできます。
【2020年4月変更】
- クロネコメンバーズのみ
- 1回の発送で最大15ポイントまで
残念ながらポイント還元率がほぼゼロになってしまいました。詳しくは公式ページにて
ヤマト運輸 ポイント還元変更のお知らせ
その2:電子マネーで支払う
ヤマト運輸では送料の支払いにクレジットカードが使えません。宅急便、クール便、ヤマト便など、すべてのサービスで使えないので注意です。
ヤマト運輸:よくある質問集
しかし電子マネーが使えます。
対応しているのは全部で12種類。
- nanaco
- 楽天Edy
- WAON
- Suica
- PASMO
- tolca
- manaca
- ICOCA
- SUGOCA
- nimoca
- はやかけん
交通系の電子マネーが目立ちますね。
特に楽天Edy、nanaco、WAONあたりがオススメです。
電子マネーで支払うメリット
電子マネーで支払う最大のメリットはポイントがつくこと。
小銭を出す手間が省けるだけでなく、現金で払うよりもお得です。
還元率は200円で1ポイントの0.5%還元が相場です。
それに集荷のドライバーさんの前で
「あ~、こまかいのあと、3円あるので、ちょ…っと待ってください」
なんて財布をごそごそしなくていいんです!
しかも貯まったポイントは、また電子マネーにチャージできます。
・2:ポイントが貯まる
・3:貯まったポイントを電子マネーにチャージする
・1:電子マネーで支払う(最初にもどる)
うーん、お得すぎる…
それでは還元率も含めて見ていきましょう。
楽天Edyで支払う
1番のオススメは楽天Edy。
僕もいつも使ってます。
ポイント還元率は0.5%。
税込で200円ごとに楽天ポイントが1ポイント貯まります。
貯まったポイントは1ポイント=1円としてチャージ(入金)できるので2重にお得!
ただ1つだけ注意点があります。
楽天カード付属のEdyでは設定不要ですが、ポイントカードと一体になっているタイプのものは初期設定が必要です。
これですね。
設定といっても、カード番号を入力するだけでOK。
ヘビーユーザーになると年間で何千ポイントも損してしまうので早めにやってしまいましょう。
楽天Edyでスーパーポイントをためる(公式ページ)
なんだか楽天の回し者みたいですが(笑)、僕は自分でいろいろ使ってみて、還元率が1番高いEdyに落ち着きました。
Edyと同じようにクレジットカードと連携できるnanacoやWAONもあるので、よく使うものを選びましょう。
Edyは全国のコンビニでチャージできます。
レジで「楽天Edyのチャージお願いします」と言うだけ。
チャージ額を選んで現金で払いましょう。
nanacoで支払う
nanacoでも支払いができます。
セブンイレブンやイトーヨーカドーをよく使う人にオススメ。
ポイント還元率は0.5%。
200円ごとにnanacoポイントが1ポイント貯まります。
貯まったポイントは1ポイント=1円としてチャージ可能。
ポイントはnanacoにチャージできるので無駄になりません。
nanacoを電子マネーに交換(公式ページ)
nanacoはセブンイレブンやイトーヨーカドーでチャージ可能。
レジでチャージ額を選んで現金で払いましょう。
WAONで支払う
WAONも使えます。
イオンで買い物をする方にオススメ。
ポイント還元率は0.5%。
200円ごとにWAONポイントが1ポイント貯まります。
貯まったポイントは1ポイント=1円としてチャージ可能。
WAONはローソンやファミマ、ポプラなどでチャージできます。
WAONをチャージする(公式ページ)
その3:どれくらいお得なのか?
先ほども説明しましたが、ヤマト運輸では送料の支払いにクレジットカードが使えません。
カードのポイント還元率はカード会社によりますが、大体0.5%~3%のポイント還元があります。
クレジットカードが使えない = ポイントがもらえない
たかが1%といえど、ぼくたちせどらーにとっては大きな数字。
年間ベースで計算するとかなりの金額になります。
じゃあ実際どれくらいお得になるのか?
気になりますよね。
それでは実際の支払い場面を想定して、どれくらいお得になるか比べてみましょう!
その1:ヤマト便、税抜送料3000円の場合
- 現金のみ:3000円
- Tカードあり:3000円 – Tポイント 15P = 2985円
- Tカードあり + 電子マネー決済:3000円 – Tポイント 15P – 各ポイント 15P = 2970円
30円分お得に送れる計算になります。
その2:ヤマト便、税抜送料4300円の場合
- 現金のみ:4300円
- Tカードあり:4300円 – Tポイント 21P = 4279円
- Tカードあり + 電子マネー決済:4300円 – Tポイント 21P – 各ポイント 21P = 4258円
42円分お得に送れる計算になります。
その3:宅急便、税抜送料1700円の場合
- 現金のみ:1700円
- Tカードあり:1700円 – Tポイント 8P = 1692円
- Tカードあり + 電子マネー決済:3000円 – Tポイント 8P – 各ポイント 8P = 1684円
16円分お得に送れる計算になります。
ヤマト便を年間ベースで計算
FBA納品の場合、大体100kg~180kgあたりで発送することになるでしょう。
送料にすると4000円~6000円くらいになります。
とりあえず1回の送料が5000円、月2回発送すると仮定しましょう。
ヤマト便ではTポイント提示+電子マネー決済で送料の1%が還元されるので
5000円 × 月2回発送 = 10000円
10000円 × 12ヶ月 = 120000円
120000円 × 1% = 1200円
なんと年間1200円もお得になります!
…うーん、ちょっと微妙?
月商100万で、毎週発送するぞ!という大口せどらーの方なら、年間1万~2万くらいまで節約できるので試してみてはいかかでしょうか。
まとめ
せどりでは送料や梱包材、交通費などの経費をいかに安く抑えるか、ということが非常に重要です。
しかしここまで書いておいて「年間1200円節約できる!」という微妙な内容になってしまいました。
1200円なんて、せどりなら1、2撃で達成できますからね…
小銭出すのめんどくさい!って人にはオススメです。
以上、Tポイントと電子マネーでちょっとだけ節約できるよ!というお話でした。